東京大学 新領域創成科学研究科 複雑理工学専攻
落合研究室
Ochiai Laboratory
計算機と自然の境界が消える
その先を作る
その先を作る
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Digital Nature
計算機自然
計算機の能力が飛躍的に向上し,シミュレーションと物理的な制御がリアルタイムに結ばれるようになったいま,計算機と自然の境界そのものが揺らぎはじめています.
私たちは,この境界が消失した先にある環境——計算と自然が区別なく重なり合う「計算機自然(Digital Nature)」——を構想し,その原理の解明と実装に取り組んでいます.
計算機の中のシミュレーション(In-Silico)と物理世界の実験・計測(In-Situ)を高速に往復させるループを軸に,光学・音響学・HCI・デジタルファブリケーションを横断しながら研究を進めています.
Research
研究
In-Silico/In-Situ融合とマルチモーダル情報処理 In-Silico / In-Situ Fusion & Multimodal Processing
微分可能プログラミングと大規模言語・視覚モデルを組み合わせた知識表現を構築し,シミュレーション結果を高速空間光変調器や超音波フェーズドアレイを介して光・音・力として物理空間へ投射する系を設計しています.
計算機光学と波動制御 Computational Optics & Wave-Field Control
フェムト秒レーザーによる空中プラズマ発光,計算機ホログラフィによる三次元映像生成,超音波フェーズドアレイを用いた空中触覚提示・音響浮揚など,光波と音波の計算的制御に基づく表示・操作デバイスを研究しています.
アクセシビリティとインクルーシブデザイン Accessibility & Inclusive Design
多様な身体性を持つ人々が等しく情報にアクセスできる環境の実現を目指し,音声視覚化デバイスVUEVOや音響メタマテリアル吸音技術iwasemiなどの研究開発と社会実装を行っています.
メディアアートと社会実装 Media Art & Social Implementation
計算機自然の思想を,作品制作と社会実装の双方から検証しています.2025年大阪・関西万博null²パビリオンをはじめ,計算と物質が交差する場を実空間に立ち上げる実践を通じて探究しています.
Selected Works
主要研究・作品
- 2025 null² パビリオン — いのちを磨く Expo 2025 Osaka
- 2019 See-Through Captions — 透明字幕ディスプレイ JST CREST xDiversity
- 2018 落合陽一 × 日本フィル プロジェクト Cannes Lions Bronze
- 2015 Fairy Lights in Femtoseconds ACM TOG / SIGGRAPH
- 2014 Pixie Dust — Acoustic Levitation Graphics ACM SIGGRAPH
- 2014 Three-Dimensional Mid-Air Acoustic Manipulation PLOS ONE
- 2012 Colloidal Display — Membrane Screen ACM SIGGRAPH
Recognition
Contact
連絡先
- Principal Investigator
- 落合陽一 / Yoichi Ochiai
准教授 / Associate Professor - Affiliation
- 東京大学 大学院新領域創成科学研究科
複雑理工学専攻 - wizard@k.u-tokyo.ac.jp
- Keywords
- 計算機自然 / Digital Nature
ヒューマンコンピュータインタラクション
計算機光学 / 波動制御
メディアアート